「三陸ひとつなぎ自然学校」でのボランティア活動
volunteerwork’s diary管理人です。
こちらのブログでは、ボランティア活動を行なった人たちにアンケートを行い、さまざまな声を集めました。
当時の年齢・家族構成
20歳女性。
当時は、父、母、妹2人、祖母と叔母と住んでいました。
ボランティアをした団体の名称
ボランティアの方法を簡単に
釜石を拠点に震災ボランティアをしています。
大学のとき、釜石と関わりがありその震災ボランティアの経験をしました。
どのような団体ですか?
- 色々な遊びや遊び場を提供
- 海岸の掃除
- ボランティアに来る人たちのアシスト
- 釜石よいさ祭り等の運営補助
などさまざまな活動をしています。
地域に密着している団体で、地域さまざまなところに出向いて支援をしたり、ボランティアで来る人達たちの受け入れや活動支援、一緒に活動したりその活動内でもさまざまな場所の魅力と同時に震災で起こった出来事をお話してくださいました。
ボランティアはもちろん、その地域の震災当時、現在を知ることが出来ました。
その団体を知った理由
その団体はもともと知りませんでした。
大学での関わりで、繋がりがありボランティア先でその団体の人たちと知り合いました。
なぜ大学で繋がりがあったかと言うと、先輩が以前から震災ボランティアに参加していて「三陸ひとつなぎ自然学校」さんにお世話になっていた事があり、ぜひ毎年大学生何名かと来てください、というお話から派生したと聞きました。
その団体でボランティアをしようと思った理由
色々な活動をしていて、また震災に自分も合っていたのでなにか手伝いを力になれることがあるのではないかと思い参加しました。
私の住んでいたのは内陸だったため、沿岸の現地の話を聞く機会は私にとっても、とても貴重な体験でした。
また、現地の人の話を聞くことも私にとっては刺激で、当時子どもと関わる仕事を目指していたので、自分だけでなく教える子どもたちにも伝えていきたいと思いました。(実際に伝えました。)
すごく短い期間でしたが、私にはとても充実した時間となりました。
ボランティア申込のしやすさ/煩雑だった点
大学内の選考でしたので、そこまで難しくはなかったと思います。
ただ、人数の制限がありましたので意気込み等の文章を書きました。
実際にその団体に直接打診することもできるみたいで色々な手続きがあるらしいのですが、難しくはないと思います。
その団体でのボランティアは何回行いましたか?
1度しか行けませんでした。
その後は、タイミング等が合わず行けなくなってしまいました。
今でも行きたいという気持ちはあり、何かしらのボランティアはしたいと思っています。
できることなら以前と同じところで、どのように復興して行っているのかも見ながらボランティアさせて頂けたら幸せだなと思います。
ボランティアを行って、嬉しかったこと、印象に残っていること
ボランティアに行って印象に残っていることは、やはり震災の被害の大きさでした。
私がボランティアに行ったのは震災当時から3年後でしたが、まだまだ復興には時間がかかると言われていました。
実際、瓦礫がまだ残っていたり仮設の住宅もありました。
嬉しかったことは、「釜石よいさ」というお祭りが震災前には行われていたのですが、3年後ようやく復活できるということでそのイベントに携われたことです。
3年越しに地域の人達が集まりお祭りを楽しんでいたことがとても嬉しかったです。
ボランティアを行って、大変だったこと、苦労したこと
ボランティアでできることや時間は限られていて、自分たちに何ができるかすごく考えさせられました。
すごく感じたことは、地域の人たちが温かいことでした。
その人たちにとってはもしかしたら普通のことなのかもしれませんが、あれだけの被害にあってもなおボランティアしている自分たちを受け入れて下さり、温かく見守って下さることがすごく嬉しいようで苦労を感じました。
ボランティアをしていることを、家族や友人に話したことはありますか?
話したことはあります。ボランティアなんて、すごいねと言われました。
また、震災はやはり場所が違うと他人事のようにどうしても思えてしまうことがあるため、自分はできないと言われました。
足を運ぶことすら抵抗がある人もいるように感じました。
ボランティアをする前の、ボランティアをした団体の印象を教えて下さい。
もともと、色々な活動を展開している人たちで、すごいなとは思っていました。
どんな活動に対しても真剣に向き合っているように感じましたし、子どもたちのために何かをしていきたいというのも伝わってきていました。
なので、とてもボランティアが楽しみでした。
ボランティアをした後の、ボランティアをした団体の印象を教えて下さい。変化はありましたか?
すごく楽しそうにボランティアをしている人が多く、この人たちなら素敵なイベントや復興に向けて活動をしていくんだと思いました。
また、この地域のために何かしようと真剣に向き合う姿を感じました。
他にも、地域の人たちからは顔を覚えられていて、ありがとうという言葉をかけられていたので、それほどの人たちなら大丈夫なのではと思いました。
ボランティアをする前の「ボランティア」に対する印象
ただ、手伝う、地域の人たちとは関わるけど関わりは希薄なイメージがありました。
ボランティアしていても地域の人たちからは感謝されることもありつつ、煙たがられるような印象もありました。
ただ、やってみないと分からないことも多いと感じました。
ボランティアをした後での「ボランティア」に対する印象
すごく楽しかったし、とても勉強になりました。
人助けは善意で、よい思いをしない人もいるかもしれません。
でも、その地域の人たちと巡り会えること、その地域のことを知れることがボランティアの第1歩だと思います。
ボランティアは現在も継続していますか?継続/終了している理由
今はしていません。
ただ、ボランティアをしたいという想いは人一倍あると思います。
もし、近くで応募していたりやるきっかけさえあればしたい思っています。
またぜひ、以前の場所でボランティアできたら嬉しいと思っています。
他の団体でボランティアをしたことはありますか?
学校関連の林間学校のボランティアは行ったことがあります。
講師として参加しました。
子どもたちが冬や夏の長期休みを使って、自然に親しむ活動を行っています。
夏には森を散策したり、BBQをしたりします。冬も雪山を登ったり雪遊びをしたり体験が盛りだくさんです。
これからボランティアを始める人に向けてメッセージ
ぜひ、ボランティアをしてみたいという人はチャレンジしてみるといいと思います。
自分の考え方が一転すると思います。
また、踏み出さなければ見えなかった景色や人との触れ合いがそこにはあると思います。
私は楽しかったです。また行きたいと思います。